トイレの水を何度も流してしまう子、おもちゃではないもので遊ぶ子、子どもたちのトラブルやおもちゃの取り合い。日々の保育ではそういった場面に幾度も出くわします。その都度、すぐに仲裁に入ったり、「もうおしまいね」と言って対処したり、時には保育者ごとに対応が統一されていないこともありました。これまでの保育を振り返った時に、子どもの先回りや過度な手助け、先入観による対応をしてしまっていたことに気づき、改善の余地があると感じました。時間に追われて大人の都合に合わせた保育になっている場面もあったかもしれません。しかし、見守ることで子ども同士で解決する姿も見られるようになりました。私たちはこれまで、子どもたちの最善の利益を重んじながら保育にあたってきました。しかし、課題図書で見た、あたたかな保育といつでも子どもにそっと寄り添い、ゆったりと見守る保育者の姿のように「いつも寄り添えているだろうか」「子どもたちの気づきや思いを取りこぼしている時があるのではないか」と感じました。別の反応をして子どもが混乱することを避けるためにも、対応に迷う行動があった場合には話し合い、記録することも取り決めました。徐々にですが、子どもが自分で解決するなどの変化も見えています。発表者今年度は指定図書を読んでの成果発表となりましたが、保育者と子どもたちの緩やかな変化をしっかりと実感しています。これまでの自分たちの保育を踏まえながら、「これから私たち保育者はどうしていけばいいのか」を職員一丸となって考えることができたので、今後もしっかりとクラス間連携や創意工夫を行っていきたいです。13客観的な意見を取り入れ、共有しながらアプローチしたいにじのいるか保育園 南葛西 M.Yさん子どもに寄り添い、想いを受け止めているだろうか?危ない場面やトラブル等、早急に解決したいあまり…過度な手助け、先入観による対応見守り活動の重視と線引き&統一COMMENTCASE気づきエピソード課 題目標・取り組み見守り活動の重要性を再認識し、何をどこまで見守ればいいのかの線引きを行いました。また、子どもの言動に保育者がそれぞれ「保育のまなざし」からの気づきと保育実践にじのいるか保育園 南葛西9
元のページ ../index.html#14