からだづくり⑤
ラダーを使った遊びはただ輪っかの中を移動するだけでなく、輪っかの中を歩数を数えて移動します。頭で分かっていても体が追い付かなかったり、数えているのに足が先に動いてしまったり…。「間違えた!」と悔しそうに何度も挑戦しています。慣れてくると足を外に出すステップを覚え、動きがゆっくりだったのが繰り返すごとにスムーズに動けるようになってきました。
運動は身体を動かすだけでなく、頭で考えることも重要視して行なっています。
台上前転は床で行う前転と違って、高さがある為、床を蹴って台に乗る必要があります。ほとんどの子はコツをつかんで、勢いよく前転することができています。慎重な子はとび箱の前に来ると止まってしまいますが、手を付く位置や姿勢を一緒に確認しながら練習に励んでいます。最初の頃はまっすぐ転がれず、横に落ちている様子がありましたが、重心を意識してマットに着地できる子が増えました。
巧技台ジャンプは間隔を空けて、できる子は両足ジャンプで飛び移って遊んでいます。こちらもバランス力や集中力が試される運動です。「できる」という自信があれば怖がることなく最後のジャンプも豪快に飛び降りて、ポーズを決めています!