今日の給食のおやつは佐賀の名物菓子「丸ぼうろ」でした。
丸ぼうろはもともと南蛮菓子で、今から300年前の寛文年間(1661年~1672年)に、長崎在住のオランダ人から、佐賀藩御用菓子司の横尾市郎右衛門が小麦粉に琉球糖を合わせて練り、天火で焼く製法を習ったことがはじまりと言われています。
当時は現在より固く、小さなものだったそうで、その後卵や蜂蜜、ふくらし粉などの改良が加えられ、日本人向きの味に仕上げられました。佐賀県を通る長崎街道は俗に「シュガーロード」と呼ばれ、貿易港であった長崎から当時貴重だった砂糖が潤沢に手に入ったため、佐賀に名物菓子がたくさん生まれました。
佐賀県は九州島内でお菓子の消費量が一番多い県で、丸ぼうろはどのご家庭にも愛されている商品だそうです。
6月に入ったので、玄関の掲示も新しくなっています。
丸ぼうろのレシピも一緒に載せていますのでぜひ、参考にしてみてください